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このように薪ストーブと木材などの可燃物との間が近い状態は危険なため、薪ストーブメーカーはマニュアルで、薪ストーブと可燃物の間には、一定の距離を確保することを推奨している。

その一例を挙げて紹介しよう。

まずログウォールを始めとする可燃物と薪ストーブの距離は、ウォールシールド(壁面を保護する不燃材)を用いない場合、約1mの距離が必要とされている。

しかしこれだと部屋の隅に薪ストーブを置く場合には、約1㎡のスペースが犠牲になってしまうため、実際には、薪ストーブと可燃壁の問に、不燃材のウォールシールドを立ち上げるという方法がよく取られる。

この場合、不燃材だけでは、結局、薪ストーブの熱は可燃壁に伝導されてしまうので、ウォールシールドと可燃壁の間に熱を逃がすための空気層を設けなければいけない。

そうすることで、例えば薪ストーブと可燃壁の間に、厚さ100㎜のレンガをウォールシールドとして積み、熱伝導率の低い空気層50㎜を設けた場合には、薪ストーブと可燃壁の間の距離は30㎝程度まで、寄せることが可能になるのだ。
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輻射式の薪ストーブは、ストーブの表面から輻射熱を放出し、周囲に熱を発散しているため、可燃物が近くにあると危険な状態となる。

特にログハウスの場合は、ログウォールだけでなく、間仕切り壁や床などに、木材が大量に使用されているため、危険性はさらに高まることになる。

また可燃物には家具やカーテンなども含まれているので覚えておこう。

しかし、なぜ危険なのか。

例えば、木材は100℃前後の温度でも、長時間にわたって、加熱されると低温炭化現象(木材に含まれる成分の一部が化学変化を起こして炭化し、突然発火する)が起きて、最悪の場合には、火災に発展する可能性もあるという。

そして一度炭化した木材細胞は、元には戻らないので注意したい。
「♪い~ら~か~のな~み~の~って歌われて、日本の美しい風景でもあるしねぇ」

「ええ。それに、地震は軽い建物が有利ですが、台風は重い建物の方が耐えるんですよ。

そういえば、平成17年に防災科学技術研究所が阪神大震災と同じ震度7クラスで、住宅がどう耐えられるかの実験を行っています。

補強無しの住宅は、10秒足らずで2階が1階を押しつぶして激しく倒壊したのですが、現在の耐震基準を満たし、壁や柱を補強した木造住宅は、倒壊しなかったのです。

この時の屋根は瓦でした。

瓦の留め方なども進んでいるんですね」
「普通の木造で、十分安心なんですね。良かったー。

もう一つ心配なのは、瓦が重いから地震で落ちたんですよね?」

「重い瓦に見合っただけの壁の量を設ければ問題ないんですよ。

お嫁さんのかぶる文金高島田、あれをかぶったことがあれば分かりますが、ちょっと体を傾けるだけでぐらーっとしますよね。

でも、体格のいい人ならぐらつきませんよね。

瓦は、風合いや断熱効果を考えると、なかなか捨てがたいです」
「ええ、壁も同じですよ。

柱だけでは地震や台風の水平力に弱いので、筋交いを入れたり、合板を柱に張ったりして一体の壁として、力を伝え支えています。

接合部は金物を使って、しっかり留めます。

木材も梁や土台など部位によって適した木が違うので使い分けることが大切です。

たとえば、土台はヒノキやヒバなど耐久性のある樹種を選ぶことです。

このようにきちんと構造計画をたてれば、地震に対して問題はありません」

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